取材した私がコメントいたします。
<家が素敵>
ドローン撮影してみると、きっちりしたガルバリウム交換の屋根、そこから突き出た煙突、外壁の白さなど”きちっっとしている家だ”という好印象でです。
室内はと言いますと、床材もワンランク上だということが足の裏に伝わってきますし、吹抜け天井まで無垢の木が回っている素敵な空間です。
<温泉>
湯舟がこんなに大きいと水道代、温泉代がかなり大変ですよね?
ところが、この大川温水会は水道も温泉も”定額”なんです。月額2万2000円です。参考までに伊豆高原シャボテン公園別荘地の場合、温泉と水道基本料の合計は月額約1万6千円で、月に10トンという制限もあります。
さらに温度もすごいんです。H29年のデータになりますが、源泉温度は何と89.3度。シャボテン公園のように途中加熱することなく、源泉そのまま各家庭に供給されています。私もこの手で蛇口から出る温泉を触って見ましたが、ズバリ「熱い」です。
せっかくなので、ここは別荘よりも定住して毎日在宅に温泉を利用するという贅沢がを味わってはいかがでしょうか?湯治としてもいいと思います。
<温水会の歴史>
他の別荘地でも同じパターンがありますが、S55年ころに管理会社が破綻して自治会となっています。 水道や温泉でいろいろあったようですが、現在の形で落ち着いています。
特徴としては、この温水会に入会するのに70万円、そして、温泉権利を入手(実際には現所有者から引き継ぐのですが、、、)するのに100万円かかることです。ズバリ、高いですよね。でも、この逆に権利更新料(伊豆急の場合、10年ごとに66万円など)は一切ありません。温泉温度、使い放題などのことも考慮すると、ここの大川温水会の温泉は使い方によっては随分とお得な人もあると思います。ちなみに、上の温泉権利の取得費用100万円は現オーナーが負担するとおっしゃられています。
<雨漏り>
進行中に雨漏りあり
これ、嫌な響きですよね。屋根をドローン撮影するときれいに張り替えられたガルバリウム鋼板がきれいな状態です。
されによ~く見てみますと、、、、
これは、私の経験からのコメントですが、多分、屋根の最後部の白い壁のこまかなクラック、そしてそこに取り付けられた窓のコーキングあたりが原因と思います。室内の雨漏りは高い位置から漏れていると仮定するとかなりつじつまもあってきます。
直ることの保証はできませんが、仮にここの部分を工事するとしたら、50-60万円ではないでしょうか? 無責任な見積で失礼しました。でもそう外れてもいないと思いますので、参考にしてください。
説明がたくさん必要な物件でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
土屋秀がレポートしました
"ズバリ"レポート